人気コラム一覧

ブラックリスト

弁護士の櫻田です。 「ブラックリスト」という言葉を耳にしたことがある方は多いと思います。 しかし,同時に,法律相談等をしていると,その意味や効果などを誤解されている方も多いということを実感しています。 そこで,今回は,ブラックリストの基礎知識に関する記事です。 ブラックリストとは 銀行でローンを組んだり,クレジットカードを作ったりした場合,その顧客情報は「信用情報機関」に登録されます。 そして,ローンの返済が滞ったり,弁護士等に債務整理の依頼をしたりすると,その信用情報機関に「事故情報」が登録されていまいます。 このように,信用情...

個人再生の最低弁済額の算定

弁護士の櫻田です。 今回は,個人再生の最低弁済額の算定についての記事です。 個人再生では,住宅ローン以外の借金を大幅に減額する手続ですが,具体的にいくら支払えばいいのかは,いくつかのルールによって決められることになります。 個人再生では,最低でもこれだけは支払わなければならないという基準額が法律で決められており,これを「最低弁済額」といいます。 初めての方にはなかなか理解が難しいこともありますので,この最低弁済額の算定について,順を追って説明します。 借金総額によって導かれる最低弁済額 民事再生法では,以下のとおり,借金の総額による...

同時廃止型と管財事件型の違い①-概要

弁護士の櫻田です。 今回は,自己破産における「同時廃止型」と「管財事件型」の違いについて,ご説明します。 自己破産の手続をする場合に,同時廃止型か管財事件型のどちらになるかは,手続の内容やスケジュール,費用等に大きく関わってくるとても重要な関心事項になります。また,複雑で分かりにくい事項も多く含まれています。 そこで,複数回に分けてご説明することにします。 同時廃止型と管財事件型の違い 自己破産の手続には,「同時廃止型」と「管財事件型」の2種類があります。 破産手続とは,本来,破産者の財産を処分・換価して,債権者に配当をした上...

任意整理で特定の債権者を手続から除外する場合

弁護士の櫻田です。 今回は,任意整理に関する記事です。 任意整理では,負債がある債権者のうち,特定の債権者に対しては弁護士が介入せず,手続から除外することが可能です。 これは,任意整理における大きなメリットの一つといえます。 仮に,自己破産や個人再生のように,すべての債権者を対象とする必要があるとすると,例えば,ローン会社に所有権留保が付された自動車であれば,自動車ローンが残っていると,引揚(返還)をしなければなりません。また,抵当権が設定された住宅であれば,住宅ローンが残っていると,競売にかけられるおそれもあります。 自己破産や...

個人再生で住宅を残す方法-住宅資金特別条項②(具体的な内容)

弁護士の櫻田です。 個人再生をする大きなメリットの一つとして,住宅ローンはそのまま返済をして,住宅を残して住み続けることができる点があります。 これを可能にする制度が「住宅資金特別条項」であり,その意義と条件については,別の記事でご説明したとおりです。 今回は,さらに進めて,住宅資金特別条項の具体的な内容についてご説明したいと思います。 この点,住宅資金特別条項は,上記のとおり,住宅ローンはそのまま返済するものですので,個人再生手続後も,住宅ローン契約(金銭消費貸借契約)の約定通りに,遅滞なく返済していくことが原則的な内容になります...

トップへ戻る